PhotoBot
作品番号 | 020 |
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作品タイトル | PhotoBot |
作品URL |
画面遷移図:https://drive.google.com/file/d/1QfoUYz6SPVRmOGWhz1XSHO5aPNi1rfBK/view?usp=sharing 紹介プレゼン:https://youtu.be/ygQ-t_JBPC8 CM動画:https://youtu.be/P9vity_u_0g |
完成年月日 | 2024/09/22 |
作品の別コンテスト応募・受賞歴 | なし |
応募作品の概要 | 運転中のためカメラ操作ができず、遭遇したいい景色を撮影できず逃してしまうドライバーの代わりに、AIがリアルタイムで外の景色を監視し、いい景色であることを判定して自動で高画質写真撮影してくれるアプリ。 |
テーマへのアプローチ方法 | 私たちは、AIとプロダクトデザインの力でドライバーが見逃してしまう美しい風景を自動的に撮影することで、ユーザーに笑顔と感動を提供する新しい体験を創造することを目指しました。 運転中は安全のためにカメラ操作ができませんが、私たちが開発するアプリ「PhotoBot」はAIがリアルタイムで外の景色を解析し、魅力的な風景を検出して自動で高画質な写真を撮影します。これにより、ユーザーは安全運転に集中しながらドライブ中の景色を撮影することができ、地図上にプロットされた撮影写真から旅の軌跡として思い出を振り返り楽しむことができます。 ただドライブに出かけるだけで思い出の写真が貯まっていく、新たな感動体験を創造します。 |
デザインが生まれた理由/背景 | 私自身、実際に車を所有して頻繁にドライブに出かける中で、「運転中でも景色を撮影したい」という欲求を強く感じていました。この欲求は、車を持つ友人や車業界で働く方々へのインタビューを通じて、多くのドライバーが共有するものであるという確信を持つに至りました。そこで、昨年より学んできた機械学習、特に画像認識AIの実践的なスキルを活かしてこの共通のニーズを解決する製品を社会実装したいと考え、私のアイデアに興味を示してくださった吉村さんとシチンさんと共に開発を行いました。 アプリのUIデザインに際しては、東京大学の「グラフィックデザイン概論」での学びを活かし、製品の使い勝手や印象の伝わり方など、製品のあり方全体を考えたデザインを追求しました。使いやすく直感的に分かりやすいUIを確保しながら、フラットデザインで馴染みやすく、先端技術の存在を感じさせるスマートなデザインを実現しています。 |
利用したAIツール・アプリケーション名 | 製品に使用している重要なAIツール ・独自実装した、ユーザーの端末でローカル処理できるいい景色判定AIアルゴリズム ・独自実装した、いい景色判定AIモデル生成用の学習アルゴリズム 開発支援として使用したAIツール ・ ChatGPT o1-mini ・ ChatGPT o1 ・ ChatGPT 4o ・ ChatGPT 4 ・ Gemini PRO 1.5 ・ GitHub Copilot ・ DALL·E 3 |
自由記述欄 | 本製品は開発中であり、「完成年月日」は画面遷移図の作成日を入力しています。 【文章による“PhotoBot”の機能説明】 我々が独自に作成したデータセットと、畳み込みニューラルネットワークを用いて実装した高性能画像識別アルゴリズムによって、スマートフォンの処理性能でもリアルタイムでローカル処理が可能な、いい景色であることを自動判定できるAIを開発しました。 いい景色の判定の傾向を細かく変更して複数のAIモデルを作成しており、ユーザーの好みに合ったAIを選び、使用することができます。 写真の確認の際には各回のドライブごとに通過したルートにそれぞれの写真が撮影された場所が重ねて表示され、簡単に思い出を振り返ることができます。また、撮影された写真をまとめて一覧表示することもできるので、ドライブからではなく、写真から探したいときにはより簡単に見たい写真を見つけることもできます。 |